純喫茶ダブリン

日々の生活で気づいたことや、思ったことをコーヒーを片手に気軽に読める、そんなブログを目指しています。忙しい日々生活の中でふとリラックスできる。 そんな存在になれれば幸いです。

初めて決断した話

3月。

大学3年生として迎える最後の一か月。

でも、そのたった1か月でこれからの人生が大きく変わる。

周りの同級生は、みな同じような髪型、違いのないスーツを着ている。

そう、僕たちは就職活動始めるのだ。一生懸命勉強し成績の良かったあの子も、大学に入った途端、ギャンブルにハマり全く学校に姿を見せなかった彼も、同じ、就職活動を始めるのだ。

 

でも僕は悩んでいた。将来やりたいことなんて持っちゃいない。

去年就活を終えた先輩はいう「やりたいことがなくても就活をしているうちに見つかる。」

ほんとうにそうだろうか。

僕にはわからない。でも周りは就活に向けてどんどん動いている。僕も遅れまいと、就活情報誌を読み漁り、形だけの就職活動を始める。

でも身が入らない。。。

身が入っていないESや志望書は当然のように落とされる。

日に日に悩みは大きくなっていた。

「本当にやりたいことって何だろう。」

高校時代、センター試験の結果で入れるということで今の大学に入った。

親が進めるから、先生が背中を押すから。

「この大学に行きたいんだ。」

そんな考えはなかった。

思えば今までの人生、自分で何かを決めたことは無かった。

地方の田舎から出てきた僕は、何をするにしても周りの反応を伺い、歩調を合わせてきた。

「歩調からずれた者には輝かしい未来は待っていない。」

そんな考えを根底に持っていた。

歩調からずれないためにも、きちんと輝くレールに乗るためにも、周りに合わせて就職活動をしなければいけない。。。

 

本当は自分でも気づいていた。

今までの自分を変えたいのだ。

今まであと一歩の勇気が出なかった。

でも今回は違う。

もう僕を導いてくれる親・先生はいない。

自分自身で進む道を決めなくてはいけないのだ。

 

 

僕は決断した。

 

「一年間、大学を休学して、本当に自分のやりたいことを探す。」

 

後悔はしていない。

今まではどこか他の人に責任をなすりつけていた。

そんな人生はもう終わりだ。

これからは自分で決める。

自分の人生、責任は自分でとるものだ。

 

 

 

#「迷い」と「決断」

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